第38回日本中毒学会 

東日本地方会 学術集会

主題  中毒診療ことはじめ     

順天堂大学医学部附属静岡病院

会長 柳川洋一

会期 2025年 (令和7年) 2月15日(土)

一般参加費 3000円

(不課税)

事前参加登録はございません。

参加費は当日会場でお支払いください。

学生 無料

会場 伊豆の国市 総合会館 (アクシスかつらぎ)

車でお越しの方

国道136号線から伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅交差点を千歳橋(青い橋)方面へ。(三島方面から来た場合は右折、修善寺方面から来た場合は左折。)

千歳橋(青い橋)を渡り、3つめの信号を左折。無料駐車場有り

(地下駐車場80台、第2駐車場40台、第4駐車場50台)
駐車場に限りがありますので、公共交通機関の利用をお願いします。

電車でお越しの方

JR三島駅より伊豆箱根鉄道へ乗り換え。伊豆長岡駅で下車。

伊豆長岡駅より伊豆箱根バス(沼津駅行・三津シーパラダイス行・温泉場循環)に乗車、
長岡総合会館前で下車、または駅より徒歩15分

会長挨拶 第38回日本中毒学会東日本地方会開催にあたって

この度、第38回日本中毒学会東日本地方会をNHK 大河ドラマ「鎌倉殿」でも有名になりました静岡県伊豆の国市 長岡総合会館 (アクシスかつらぎ) において開催させて頂くことになりました。

本会は中毒診療に関わる医師、看護師、薬剤師、救急救命士を含んだ消防職員、警察、精神科医等が集い、中毒に関する最新の知見を交換する場であると共に、初学者が中毒診療を学ぶ切掛けになる場としても重要であると考えております。そのため、今回の学会のテーマは、「中毒診療 ことはじめ」とさせて頂きました。

身近に潜む中毒は様々で、一般的な家庭環境でも、飲酒や喫煙に関わる中毒、家庭洗剤や掃除用品の誤使用による中毒、家具や建材、塗料から発生するガス中毒、家庭菜園と誤認される有毒植物、保存や調理不適切な食品からの食中毒、野外活動では、蜂・毒蛇・毒クモによる中毒、また、医薬品の意図的な大量内服による中毒等、様々な中毒に罹患する、もしくは第3者として遭遇する可能性を秘めています。稀な例では、人工排水液による健康被害や、毒を用いての意図的な他害も、本会で取り上げられる重要なテーマとなります。

第一部では、中毒診療対象者に多い精神的な問題に関して、救急現場での初期対応方法や、精神科と救急の2つの専門を保有した心身気鋭の中堅医師からの院内での救急対応、話は変わって毒物から開発された医薬品に関する講演を予定しております。一般演題発表では身近な中毒症例報告を通じて、中毒診療の基本的な標準診療手順を整理すると共に、学会発表を通じて臨床経験の浅い医療従事者に発表経験を積む場としても活用できればと考えております。救急医療はチーム連携がとても重要なので、自分が意図する内容を多くの人に理解して頂く経験はとても重要なものと考えております。

第二部では、元TOKIO の山口達也様から”飲酒とアルコール依存症”に関するご講演をオンライン形式にて一般市民公開講座として無料公開予定としています。

普段は救急医療に日夜取り組んでいる多忙な医療スタッフが、手作りで本会の開催準備を進めております。伊豆長岡は歴史以外にも、駿河湾の海の幸、狩野川の幸、天城の山の幸を楽しむと共に、美肌の湯とされる伊豆長岡温泉で日頃の疲れを癒すことも可能です。学会当日に多くの方々とお会いできることを楽しみにしております。

会長:柳川洋一(順天堂大学医学部附属静岡病院 救急診療科教授、救命救急センター長、ドクターヘリ運航対策室長、静岡災害医学研究センター副長)

 

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